食べ終えて、店を出る。
外観の写真なんぞと、カメラを構えた背中越しに
『 ラーメンを食べられたのですか、いかがでしたか ? 』
ご近所の方でしょうか、声をかけられた。
『 美味しくいただきました。それより大将寝てましたよ、楽しいお店ですね 』
言ったとたんそのご婦人の形相が変わり、
引き戸を開けて店内に向かって一言二言。
あれれ、お身内? まずかった? ひょっとして娘さん?
『 いえいえ、嫁でございます 』
『 げなっ (@_@) 』
大将は、寿司店や食堂を20年以上営まれた。
その後体調を崩されたが、5ヶ月前にラーメン店として復活。
ご自宅の倉庫をお一人で手作りし、お店の名前もスプレー缶で。
海の字が流れているのは、書いている途中に力尽きてしまったんだとか (^^;
のれんも既成品の幟を使用、しかも逆さまにかけている。
『 でもね、変な店のお陰で、たくさんのお客様に愛されているみたい 』
『 みたい ・・・ ? 』
『 主人が作るラーメン、まだ2回しか食べてないのでよくわからないの 』
『 貴方を見かけたからお店に来てみただけ、普段はほとんど顔を出す事はないのよ 』
やさしく、そっとご主人を見守る奥様の愛情を感じましたよ。
たくさんお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
大将、お元気で何時までもお店を続けて下さい。
陰ながら 『 ラーメン 上海 』、応援させてもらいます。
また、伺いますね (^_^)v