某日、何の予備知識もなくこちらへ。
ちょうど、先客のお父さんが帰られるところ。
『 こんにちわ 〜 』 まずはご挨拶。
『 誰もおらんき、絵でも眺めながらゆっくりしよ 』
『 ありがとうございます。 えっ ・・・ 絵 ? 』
先月、26日にお披露目会があったそうです。
映画看板絵師 松尾さん ( 98歳 ) が以前、
公募展に出品された作品をインクジェットで拡大プリント。
味気なかった浴室の壁が、柔らかく優しい色合いの高崎山で彩られています。
写真を撮っていると、あれ?
先ほどのお父さんが戻ってこられ、私と並んで壁画の撮影会。
『 ワシな、松尾さんとは川柳仲間なんで 』 『 ほぅ 』
『 温泉の 出湯変わらず 人変わり 』 よく見れば、しっかりお名前が。
しかし、草書で書かれている雅号は全く読めましぇん (^^;
前回来た時は、かけ湯もそのまま浴びれるほど温かったのですが
また激熱のお湯が復活していました。
浸かれば、膝裏から足先にジ〜ンとしびれが走る、これぞ別府の湯 !
脱衣所には子供たちが描いたかわいい絵に、大人たちが渋い川柳を添えています。
機会があれば、女湯の壁画も拝見したいものです。
たまには、来なきゃいけませんね。本当に、そう感じました ♪