お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告 Vol.718 『 紙屋温泉 』


某日、何の予備知識もなくこちらへ。
ちょうど、先客のお父さんが帰られるところ。
『 こんにちわ 〜 』 まずはご挨拶。
『 誰もおらんき、絵でも眺めながらゆっくりしよ 』
『 ありがとうございます。 えっ ・・・ 絵 ? 』



   先月、26日にお披露目会があったそうです。
   映画看板絵師 松尾さん ( 98歳 ) が以前、
   公募展に出品された作品をインクジェットで拡大プリント。
   味気なかった浴室の壁が、柔らかく優しい色合いの高崎山で彩られています。
   


   写真を撮っていると、あれ?
   先ほどのお父さんが戻ってこられ、私と並んで壁画の撮影会。
   『 ワシな、松尾さんとは川柳仲間なんで 』 『 ほぅ 』
   『 温泉の 出湯変わらず 人変わり 』 よく見れば、しっかりお名前が。
   しかし、草書で書かれている雅号は全く読めましぇん (^^;

   前回来た時は、かけ湯もそのまま浴びれるほど温かったのですが
   また激熱のお湯が復活していました。
   浸かれば、膝裏から足先にジ〜ンとしびれが走る、これぞ別府の湯 !


 脱衣所には子供たちが描いたかわいい絵に、大人たちが渋い川柳を添えています。
   
   機会があれば、女湯の壁画も拝見したいものです。
   たまには、来なきゃいけませんね。本当に、そう感じました ♪