お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告 Vol.746『 諏訪 大和温泉 』

入れないのは分かっていても、お会いしたかった諏訪市平湯温泉
テルマエ・ロマエの、ロケ地にもなった有名どこ。
すぐ近くにある上湯、当時は武士御用達温泉。
そこには庶民が入れないので、こちらの平湯を利用してたとか。
そげんこと、どげでんいい。お姿拝見するだけでも ♪
どちらも現役、どちらも地元民専用。
残念ながら、一般入浴は不可。キビちぃ 〜 ! 。。



気を取り直して、大和温泉へ向かいました。
事前に情報を得てそれなりに感覚はつかんでいましたが、
やはりバーチャルとライブはまったく違います。
民家の軒先にある看板を見つけた時は、思わず小躍り。

秘密基地へ誘う通路のよう、なんだかワクワクです (^_^)v
くぐり抜ければ正面に湯小屋、振り返ればご自宅の広縁が番台でした。
くつろがれていたご夫婦に挨拶し、湯銭を払います。
細長い浴室はタイル張り、女湯との仕切り壁はガラスブロック。
そして、こんな施設では珍しいステンレスの浴槽が鎮座。


浸かればフーンと硫黄のいい香り、ヌルヌルトロトロのお湯がまとわりつきます。
天井は高く清潔な浴室、すっかりなが湯をしてしまいました。


『 とてもいいお湯、ありがとうございました 』 挨拶をして帰ろうとしたら、
『 ちょっとお茶でも飲んで、ゆっくりしていかんね 』 と、お父さん。
昆布の佃煮が添えられたお盆を持ってこられ、お茶を入れて下さいました。
『 地区や個人など6団体で資金を出して温泉を掘り直し、みんなで使っているんだよ 』



洗面台も温泉だとか、蛇口をひねればかすかに色づいたお湯が・・・。
薄暗い通路の先には、ホッとできる空間が広がっていました。


最後に、立石公園に寄って諏訪湖を眺めました
これでこの町とはお別れ、じゃぁね ♪