最初に訪ねたのは1998年、家族みんなで。
別府の路地裏、あの日と変わらない佇まい。
声をかけようにも、最近はどなたにも会えない。
向いのお宅、珍しく玄関が開いていた。
『 おごめ~ん!入り方が分からんくなったけん、教えちょくれ 』
湯小屋まで案内くださり『 そきある、竹筒に100円いれよ 』
な~んもなし、シンプルな浴槽一泓のみ。これでええっちゃ ♪
以前との違いは、温泉成分がこびりついて真っ白な湯口だけ。
なんもかんも、昔のまんま? 見上げた内壁、張り直したのかな。
激熱のお湯を細く絞っているので適温、時間が止まる贅沢な昼下がり。
女湯、どなたもいなかったんで速攻撮影。
あとから来られたお母さん『 なんなアンタ、電気もつけんじ 』
スイッチОN、ありがとう。
至近距離、50mほどの所に同じ名前の個人所有ご自宅温泉。
こちらも地区の方に開放している、なんか紛らわしいけどね (^^;
地域に根差した共同温泉、いつまでもこのままで。
大地の恵みに感謝、明日もいい日でありますように。