『 みかん式 』? 御年91歳、大先輩の投稿。
彼が小学校に入学した昭和11年、3学期を迎える始業式。
一人に3個づつみかんが配られ、家に帰り仏壇にお供え。
その後、家族でわけ合って食べとか。
そげな話をしてたら『 ワシ方でん、似たような事があったで 』と職場の仲間。
『 正月の2日は、毎年決まって登校日。そん時にな、紅白の餅をもろうたわ 』
食べるモンが少ない当時、みかんもお餅も貴重品。
思い出すあの頃、入院の見舞いはリンゴやバナナに桃缶の籠守り。
夏休み前に学校で買う肝油、栄養補給ちゅうよりおやつ (^^;
給食の脱脂粉乳、鼻をつままんと飲めんかった。
稲刈り休みはワシん田舎でもあったが、佐賀関辺りで存在した芋堀り休み。
そげん話をしてくれた、前職の同僚。
同い年の彼、小学校に着物で通いよったっち ( ウソやろ!盛ってね? )
住んでる環境で違う風習、根っこにあるんはそこに暮らす人との絆。
隣保班、回覧板にお裾分け。ワシが、生涯の趣味としているもらい湯。
忘れちゃならん改めて、投稿で知った話にありがとうございました。