お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

『 惹湯報告 Vo.973 王子温泉 』

別府・湯布院・長湯などなど、何処でんおんせん県おおいた。

源泉数は5100ヶ所超、もち日本一!

住んじょる大分市内にも非火山性の温泉、源泉数240あまり。お湯色も多彩。

   

 

 

そん中でん、一押し " 王子温泉 "

世間遺産、そして廃業がちらつく絶滅危惧種

大正2年 ( 1913 ) 開業、今の建物は昭和33年 ( 1958 ) 改修。

最初は廃材やおがくずで沸かしていたが、燃料高騰に苦しみ一念発起。

昭和56年 ( 1981 ) 、温泉を掘り当てた。

 

使い込まれ年期を感じさせる木造ロッカーや板張りの床は、当時の姿そのまま。

石田衡器製作所の体重計、いつ頃の? 調べたら、昭和23年改組の会社やった。

それにしてん、哀愁漂う佇まい。

まあ、能書きはここまで。

来年で開業110年、現存する事に感謝してお湯をいただきましょう。

 

この日は日曜日、土曜は定休日なのでご注意を。

これまで何度もお邪魔しているが、ほとんど貸し切り状態。

何んなこん多さ、入れ代わり立ち代わり。

若いお父さんと来た子供たち、湯口にあるパイプをシュノーケルにして遊ぶ (^^;

近くにあったスーパー銭湯が無くなったからか、曜日の所為なのか?

大分市内でも、お湯色の濃さはピカいちモール泉。

pH8.5、トロトロ極上の浴感。もちろん源泉かけ流し、大地の恵みそのまんま。

今日一日に感謝、いつまでもこのままで。ありがとうございました