湯めぐりのきっかけの一つが、別府市役所の温泉課からいただいた
平成６年９月版別府温泉浴場マップ、私のバイブルです。
コピーを繰り返したお陰で、だんだん判読が出来なくなってきました。
原本は、何処にいっちゃったのかな〜？
地図には、立寄り湯を除くと１５８ヶ所の共同温泉が掲載されています。
一般の外来入浴者は入れない地元の方が管理されているジモ泉も、
詳細な道路地図と共に紹介されていたのには驚きです。いいのかな〜と
思いながらもうれしくて、これを足がかりにほとんど入湯しました。
発行から１１年、地図に掲載の共同温泉１７湯の廃業を確認。
２年で３施設が消えていく悲しい現実です、急がなければなりません。
温泉文化の象徴共同温泉を、これからも記録し続けていこうと思います。
随分探したので、もう無いだろうと諦めかけていた時に出会いました。
これで、地図に掲載されていないジモ泉はいくつになったでしょうか。
別府の町は今日も温泉と一緒に生活しています。
そして、そこから生まれた歴史や文化をけして忘れてはいけません。
了承をいただいた床屋の親父から、厳しくも優しい一言。
『あんたん気持ちはよう判るが、温泉を粗末にするんなら許可せんけんな』
