1月2日、午前10時。
第96回全国サッカー選手権大会、
会場のフクダ電子アリーナに到着。
空は雲一つない快晴、風は微風。
冬の最中とは思えない、絶好のコンディション。
開場まで2時間以上あるのに、もう長蛇の列。
ジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアム、
しかも相手は千葉県の流通経済大学付属柏高校。
やく2万人を収容するスタジアムはほぼ満席、
観客は流経柏応援団ばかりの完全アウエー。
『 雰囲気にのまれるな、西雲之志 !! 』
大分から駆け付けた、150人程の保護者やOBに交じって観戦。
突然、隣の席から声をかけられた。
『 おっ ! S君 !! 』
第一期生わずか十数人、娘のチームメイトと一緒の応援は心強い、
試合前、駆け寄る選手に娘の写真を掲げ鼓舞する。
立ち上げからの大きな夢だった全国大会のピッチ、
関わった、たくさんの人の思いが花開く瞬間 ・・・ ホイッスルが鳴る。
『 さあ行け、走れ !! 』
結果は0−3、優勝候補相手に大善戦。
最後までボールを追いかけていた姿、一生忘れない。
この試合から得た経験は大きな財産、
きっと後輩たちに繋がっていくだろう。
娘も喜んでいたよ、ありがとう。そして、お疲れ様。