お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

  『 大衆食堂 大寅屋 』


岩ちゃん、
国道10号沿線立ち寄り処、第4弾の報告。
他に候補をいくつかスタンバっちょたんやけど
どこも日曜定休であえなくダウン (>_<)


   ふと、記憶の底から沸き上がってきた
   昭和の町豊後高田へ。
   まだ宇佐参宮線が現役だった小学生の頃、
   駅前にある食堂で家族そろって食事した。
   生まれて初めて食べた " かつ丼 " 、
   世の中にこげな美味しいもんが存在するのかと驚いた。
   
   



   親父は公務員、転勤は当たり前で常に官舎住まい。
   だから畑や田んぼはあるはずもなく、食材は全て買っていた。
   入院された方にバナナやリンゴ、缶詰などを滋養付けに持参。
   当時は高価な貴重品、その中でも特に卵は ・・・ 。
   近所の小さな養鶏場にカゴを下げお使いに行くのは、ワシの役目だった。




   揚げたカツにとろとろの卵、史上最強のワンプレート。
   そげん " おごっそ " の呪縛、こん歳になっても未だ縛られている。
   声がかかる前に 迷わず『 かつ丼 』 を注文。
   
   しかし、思い出は思い出のままがいい。一口食べて、 ・・・ 後悔。
   当たり障りなくチャンポンにすればと、また後悔。
   昔、住んでいた頃とほとんど変わらない町の佇まい。どうかこのままで。