今回は、自分なりに幾つかの課題を与えての修行の日々でございました。
そのため１年半かかりましたが、ようやく４度目の名人を襲名しました。
１つは、コモケッチーに徹すること！別府八湯温泉道、普通に巡ると
３５０００円以上かかりますが、修行の身には過分な支出はご法度です。
無料開放やイベント絡みでの入湯、温泉雑誌の無料チェックも怠らず
なんとかかんとかで、５０００円ほどのお布施を差し上げて満湯成就です。
最後はカミさんを強引に連れ回して、うれし恥ずかし・無理やりの夫婦名人達成です。
それでも彼女、金刺繍のタオルをいただき素直に喜んでいましたよ。
私は、明日からまた新しい修行が始まります。いえいえ、もう５巡目はすでに
七段の泉生間近でございますが、これに驕ることもなくこれからも、
別府のお湯と付き合って行こうかなと心から思う所存でございます。
『青春・朱夏・秋冷・幻冬』
趣を異にしてめぐる季節。それは、まるで人生そのものなのでしょうか。
そんなうつろいのなかで、いただく温泉は何物にも代えがたい至福のひと時です。
