お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

惹湯報告Vol.135 『宮原温泉 元湯旅館』

何も確認もせずに訪ねた『あしはら温泉』
無人の番台に200円も払ちゃったのに、泣く泣くロストです。
時間が早すぎたんだよね。ここは午後からの営業でした・・・。


気を取り直して、『元湯旅館』へ向かいます。
国道からわき道へ入ると、旅館までほんの短い距離ですが
正面には鄙びた建屋に小さな屋号の看板、アプローチからいい雰囲気。
よくぞこの時代までこのお姿で・・・辿り着けば、まるで文化遺産です。
積み重ねてきた歴史に、孤高の気高さを感じました。
女将から浴室まで案内してもらい、しっかり丁寧に入浴の作法までも。
『あなたが今朝一番、表面に温泉の成分が固まってるからね♪』
とか何とか言いながら、温度調節を兼ねて湯揉み板で混ぜ混ぜ。
『そ・それって、よけいなお世話なんですけど〜ぉ』 グゥゥ・・・。
でもね、浸かればいい気分の赤茶色のお湯は金気たっぷりのほろ苦さ。
大切に守られ活きつづけている元湯に、最敬礼です。