な〜んか怪しいんだよね、別府のまちは。歓楽街にありがちな夜の顔が、
昼間でさえも堂ドウなのです。あれさえなければね〜と、思うのは私だけでしょうか?
遠い昔、下宿へ帰る私に毎晩声をかけてくださったおばちゃん『いい子がおるよ〜ん♪』
貴方の生きる糧とはいえ、私は未成年です。『いい加減に、顔を覚えてよねー!』
初めておナベちゃんと混浴したのも、ここ別府のまちのこの温泉。
まあるいお風呂で、二人仲良くまあるいお付き合い??? んなこたぁないっちゃ。
おいおい、ズリズリ俺の傍に寄るな〜!『イビし〜い・鳥肌立つ〜! 来んな〜!』
大和温泉にはそんな思い出があります。今朝は誰もいなくて、素敵なお湯を独り占め。
懐かしくもありがたくもない思い出は、この際きれいに洗い流してしまいましょう。
湯上りにベンチに座って涼めば、横でおじいちゃん洗濯の真っ最中。いつまでもお元気で。