お昼寝マンボウの日記

温泉・花たび・お外でランチ、とにかく何でも興味ありのデベソおいさん。日々の、拙い出来事を記録しちょります。

Vol.145 『 ホテル竹の井 』

ここんとこ1ヶ月ほど体調は絶不調、おまけに心まで風邪をひいたみたい。
冷たい雨が降り続く別府のまち、ポクと思いだし中央サロンへ急ぐ。
ともる柔らかい灯りにホッ、久しぶりにガラス戸を開けた。
『 なんな今頃、あんた満がいいな〜。5分後やったら、おらんかったんで 』
『 どげする? 風呂でん入っち、帰るかえ? 一緒に行くで 』
『 高段者の優待券は? タオルも、持ってねぇんな。じゃぁ、これ貸しちゃるわ 』


お借りした、北浜旅館街入浴券で竹の井へ。
馬油アメニティー3点セットに炭石鹸、そんな些細な事もうれしくて何も考えずに頭や体を何度も洗う。
薄く香るモール泉、体いっぱいに浴びてたら・・・少し元気が出てきた。
寝湯の後に露天へ入ろうとしたら 『 おごわっ、熱ぢぃ〜!! 』
そこに、ちょうど湯守のお母さん登場 『 湯が、たぎっちょるで (^^; 』 と、つっち殿。
『 あらま、さっき計ったんやけど。お客様、申し訳ありません 』 と、平身低頭。
『 いいっちゃ、ワシどぅは気になりゃせんから・・・ 』 お母さん、さらに小さくなって平謝り。
ずいぶん気兼ねされて長い時間お湯の調節、お聞きすればこの仕事は3日目だとか。


帰りしな、使用済みのタオルを片づけながら 『 すみませんでした 』 と、またもお詫びの言葉。
『 お母さん、今日の業務日報には、書かんでいいからね 』 『 ・・・・・ (-_-;) 』
こげな軽口も出るほど、気分爽快な風呂上がり。つっち☆殿、お相手、ありがとう。
               『 やっぱし、別府んお湯は・・・ええな〜♪ 』